一日サボっちゃいましたね、まぁこれでホントの“ボチボチ更新”の始まりってことで。
可動工作~プロポ改修と来ていよいよディテアップに移りまーす。

肩内部に梁を入れてみました。結構目立つ箇所なので念入りに。この後もう少し追加予定。

お次はスカート裏。ここもジオングの「らしさ」を演出するためには欠かせない工作です。
スカートそのものを大型化したんで→内部メカとの間に隙間が空いてしまってる。ここも何とかしましょう。手始めに大バーニヤの間(普通のMSでいう股間ブロック)を幅増し。
見えませんが股間軸にはシンチュウ線を通してあります。正直「そんなに負荷のかかる箇所でもなかろう」なんですが、原則的に依頼品にはこういう強化策を施します。手元に置いておくならすぐ直せるんですが、そうもいきませんので。
さて、ようやくスジ彫りに移りますかぁ。
↓すぐ彫るワケじゃないよ続く
まずはシャーペンと消しゴム持って、思いつくままにキット表面にパネルラインを描いていきます。一応アイデア画みたいなものも描きますが、やはりイメージを掴むにはキットそのものに描き込んでいくのが最適と思います。あくまでラフスケッチ。左右対称のスジ彫りをする場合は片半身のみ描けばOK。

今回、スカートはPS2のゲーム「一年戦争」のCG画を参考に。
漢字の「凸」の字みたいなクサビ状の装甲が互い違いに噛み合って一周するモチーフが面白いなと感じました。*CG画、一応持ってますけどここで勝手に出したらマズイですよね
肩や胸・腕はCG画は無視(あんましカッコよくなかった)。「凸」の字意匠を汲みつつ~統一感のあるパネルラインに。

ただ、CG画は正面しかなかったので背面は自分で考えます。描いては消し・消しては描く。繰り返しますが統一感。加えて「装甲に妙な鋭角は無いか」など“リズミカルなつながり”を常に頭に置いて。
ZIGGYはこういったいわば「にらめっこモデリング」(決して放置ではなく…!)の時間が異常に長いです。いろんな作例・思いつくモチーフなどをアレンジして・当てはめてはまた練り直す。
イイのがひらめいたときはとても嬉しいですね。
「統一感の取れたリズミカルなライン」はたとえ機械っぽさ丸出しでも美しく見えるものです(例:Ver.kaガンダムのヒザ)。
*百鬼キュベはそこから更に“色気”方向に・THE-Oは“狂気”方向に振ってみたものです
なんかこうしてブログにしちゃうとアッという間ですね。でも実際に彫る作業よりこちらの方がはるかに気を使いますよ。
さて、次回はいよいよ彫っていきますかぁ…って彫ってる画なんてどうやって撮ったらいいんだよぉ。
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