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2006_04
10
(Mon)17:22
ギャラリー2作目はHGUC・THE-Oです。
少々時間軸が戻りますがご勘弁を。
theo001

◆テーマ
求めたイメージは「小林版画稿+清王朝の皇帝+さるかに合戦のウス」!地面に落ちたらズーン!!って地響きしそうな黄色い塊。
世俗での生き方を忘れた「歪んだ天才」シロッコの内面が物質化されたかのような、人型を逸脱したMS。
(劇中のフォルムから大ズレしない範囲で)いかにすればその “異様さ・曲々しさ”を強調・演出できるかに腐心しました。
いつもは『リズムと統一感』を掲げるディテアップも「あえて調和を崩し・不協和音を奏でる」ような方向で。“芸術的”というより“狂気の沙汰”を目指してGo!

ax-theo029

ax-theo030


こちら、素組みとの比較(インスト写真引用)
theo002   theo016 正面


theo004   theo017 背面


theo005   theo018 上半身


theo006   theo019 下半身


↓制作記・詳細写真はコチラ。ちょっと長いヨ
◆工作
素性はいいにも関わらず、インストの棒立ち写真のせいでかなり損をしているキットだと思います。
S字立ちをキメようとすれば相当の改修が必要かと思われますが、素組みでもヒザを曲げ・腰を落とした「前屈+空気イス」ポーズにするだけでかなり印象が変わります。重心を下へ・下へ。
工作はそれを更に強調するものに特化。
theo003

△頭部
ガンプラでは珍しく大型化。頭頂&後頭部にエポパテ・プラ材。
一方で顔は小さく。眼はH.アイズ&丸モールドで。
theo008 こんな顔してます

△胴体
塗装の便や立体感を考慮しパーツの分割を変更。
内部にポリキャップを仕込み首・肩・腰ともに2重関節化、可動をアップ。
→埋まり首・いかり肩・腰かがめを強調。
首基部パーツはゲルググJGのもの(サイズがピッタリ!)。
塗装中にコクピットハッチを紛失したためプラ板&パテで新造。焦りました。
頭部両脇にあるダクトのバルカン部は新造。
背スタビはスクラッチ。羽根(?)はジャンクパーツを継ぎ足し大型化。
theo009   theo007

△腰
腰高感を無くすためフロントスカートを10ミリ延長。隠し腕も併せて延長。
また隠し腕の指は切り離して可動するよに…虫ピンが軸なので保持力は期待できませんが。
屈みポーズ前提のため、奥まりすぎる股間ブロックは大型化して前に。
サイドアーマーは面取り変更。塗装ハゲが恐いので、サーベルの固定用のポリキャップを仕込んでいます。
リヤアーマーは中央を開口。ゲルググJGのランドセルを入れてます。
theo011   theo020 隠し腕・比較

△足
ヒザ関節にはダミーのシリンダーを→いま思えば余計な工作だったかも(=常識的すぎという意味で)。
スネ装甲は断面にプラ板貼って「さも分厚いかのように」改修。
足の甲は開口、ジャンクパーツのノズルをセット。
△肩~腕
端のバーニヤ、フラップ状の装甲は切り離して別パーツ化(別可動はしません)。
前腕のフレーム&パイプは作り起こし。
手首はMG・Mk-Ⅱ(Ver.1)ベースで改修。手首って「ちょい大きめ」が好み。
△武装
ピストルみたいだったライフルは厚み・高さ・長さともに超大型化。やっぱこれくらいなくちゃ。
パイプはモビルパイプ&スプリング&アルミ線で。マズルは貴重品のブラスパイプ!

その他、緑の全バーニヤ開口(気が遠くなります)。異素材パーツでディテアップ。
全身に切り欠き、凹凸ディテールを追加し巨大感を演出。
theo013   theo010

△スジ彫り
完全左右非対称のスジ彫り、テーマは「シロッコの考えることは判らん!」。
インストの「ハンドメイドのMS」との記述に閃きました。
彼の脳内では完成していて、一般の技師にはわけ判らん。「キャプテンは何考えてんだか」「ついてけないぜ」と半信半疑のまま回ってきた図面通りに製造→組み立ててみたらピタッと合う!「どーなってんの?」なイメージ。
その分すべてが規格外、量産性ゼロ。完全なワンオフ。整備性も最悪(シロッコが整備士の身になって考えられるワケがない)。自惚れた天才の独善・狂気を表現してみました。
モチーフは心電図や地震計の波形&(神戸などの)港湾都市の空撮写真です。

◆塗装
基本的にはHJ誌作例(かいん氏)を参考に。
「機体内部色」にホワイトを混ぜるとTHE-O色になると見抜いた眼力に驚嘆!まさしくプロ…!
紺は以前混色したもので失念。…まさしく素人(笑)。
緑はパークグリーン(エナメル)。発色に大変苦労しました。
グレーはファントム・ニュートラル・ガル等を使い分け。箇所によりパールコート。
細部筆塗り・スミ入れ・デカール(主にボールVer.ka08小隊用)後、つや消しコート。
*申し訳程度に小さく貼られた「TITANS」、彼にとっては“踏み台”に過ぎませんから。
サーベルは暖色系クリアカラー+ホワイトで「グラデというよりまだら」に。

以上です。完成したのが百鬼の3日前。慌てて作ったため結構粗い箇所も残っている(汗)のですが、いま思えば持ってってホントよかったと思います。エントリー作品ではなかったので評価は数値では測れませんが、間違いなくキュベの背中を押してくれたと信じています…一瞬「3rdに温存しときゃよかったかな」とも思いましたが(笑)

◆これからTHE-O作る方に
上でも述べたとおり、インストほど酷いキットじゃありません(笑)。
THE-Oって人気MSの割にはコレ!という正解が無い(orいっぱいある)機体だと思います。
人型という制約から解き放たれた、ある意味「なんでもアリ」のMS。作る側も「なんでもアリ」ですね。
サクッと作りたい方は(首周りなど)フレームぽい箇所を塗り分ける等して「別パーツの集積感」を出す(黄色オンリーの塊にしない)といいかも。
フロントスカート基部はMGガンダムなどと同じBJ接続。隠し腕ギミックを生かそうにも、BJがスカートそのものの重みに耐えられません。ここが要改修ですかね(私のは3ミリのプラ棒に替えてます)。
theo012   theo015

最後に(同じく百鬼に持ってった)ゼータと。ボリュームの差もさることながら、やはり「MSぽさ」という既成概念の枠を突っ切ったフォルムが魅力ですね。

長文、最後までお読み頂きありがとうございました!
バンダイさん、いつ出すんだMG・THE-O~!!
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